ボルボ・カー 練馬

タイヤは大切なパーツの1つです

2021.11.09 NEWS

★サービステクニシャンからのお知らせ★

 

秋も深まり、雨となった東京は少し肌寒い陽気ですが

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

本日は、これから寒くなっていくにつれ

さらに重要になってくる”タイヤ”について

お話させていただきます。

 

タイヤは車にとって走る、曲がる、止まる等

運転には欠かせない大変重要な役割を担っています。

しかし、今お乗りになられているお車のタイヤ状況や

交換時期については、ついつい見逃してしまうことが多い

部品でもあります。

この機会に、是非ご愛車をチェックしてみて下さい!

 

まず初めに、タイヤは消耗品です。

タイヤは地面と接触し、移動させていくものなので

長く利用していくと摩耗していってしまいます。

タイヤが摩耗すると、車が安全に走行できなくなったり、

ブレーキの効きが悪くなり悪天候時はスリップしやすくなります。

(溝が減ってきているタイヤ)

 

夏タイヤの大きな交換目安は”スリップサイン”という目印を

見ていただくと簡単に知ることができます。

タイヤを見ていただくと縦に切ってある溝の中に

膨らみのようなものがあります。

その膨らみがスリップサインです。

(赤丸がスリップサイン)

スリップサインとタイヤの溝の深さが同じ(1.6mm)になると

法律的にもそのタイヤは使用禁止となりますのでご注意下さい。

ほかにも、溝が4mm以下になると雨天時に路面の水を逃しにくくなり

ハイドロプレーニング現象をひきおこしたり、駆動力、制動力が

大幅に減少し事故につながる恐れがあるため、大変危険です。

 

 

次は、これからの季節ご利用されるお客様も多いと思われる

スタッドレスタイヤについてです。

スタッドレスタイヤも夏タイヤと大きな交換目安は同じですが、

夏タイヤよりも細かいサイプと呼ばれる溝がはいっています。

サイプは細かい分、更に摩耗が激しく、購入時の50%摩耗してしまうと

氷雪路でのグリップ性能が大幅に下がってしまいます。

スタッドレスタイヤにも、プラットホームと呼ばれる

タイヤの摩耗を示す目印がありますので、

是非確認してみて下さい。

 

タイヤはゴム製のため、もし十分に溝がある場合でも

素材の経年劣化が起こり、それとともに特性も変化してしまうため、

少なくとも5年以上使用しているタイヤは、点検、交換をオススメしています。

(ゴムのヒビ。経年劣化)

 

では、タイヤをできるだけ長持ちさせるには

どうすればよいのでしょうか?

まずは、こまめな点検です。

傷や摩耗、ほかにも釘や小石など異物が無いかも

確認しましょう。

 

空気圧のチェックも欠かせません。

空気圧が低いとタイヤと地面の接地面が大きくなり、

摩擦抵抗が増し、摩耗が早くなったり燃費の悪化に繋がります。

逆に高くても、一点に荷重が集中していまい摩耗が進みます。

空気圧はガソリンスタンドでも簡単にチェックできますので、

日頃から定期的に確認することをオススメしています。

空気圧の調整方法は過去のブログにもありますので、

是非ご覧ください。

他にも、特定のタイヤに負荷をかけることを防ぐため、

タイヤの位置をローテーションしていくことも大切です。

 

しかし、一番長持ちさせるコツは、日々の安全運転です。

急ブレーキ、急ハンドルなどは、タイヤの消耗の大きな原因です。

車に無理な負荷をかけないよう、安全運転を心がけてきましょう!

 

 

タイヤのことでご不明点や、ご心配ごとがございましたら

スタッフにお気軽にご相談下さい。

  

 

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